購入するときのポイント

購入するときのポイント 新築一戸建てが完成した状態、または着工前にどのようなプランで家を建てるのかが決まっている物件を購入する際には、いくつかのポイントがあります。
注文住宅よりも格安に購入できる建売住宅は、購入した後にあれこれ後悔しないために、事前にマイホームに希望する設備や間取りを考えておくことが大切です。どうしても譲れない条件があれば、時間をかけてその条件に合う物件を探してみることで、注文住宅ではなくても満足できるマイホームが購入できます。また、できるだけ購入費用を抑えたくても、破格の物件だからとすぐに購入しないこともポイントです。そのような物件には訳があることが多いので、周辺の同じような物件とよく見比べてから検討するようにします。一部の建売住宅では、頭金なしでも住宅ローンが組めるのを全面的にアピールしている場合があります。フルローンで新築一戸建てを購入すると、月々の返済額が高くなり住宅ローンが完済できるまでは長い年月もかかるため、途中で返済が苦しくなってしまうリスクも伴います。建売住宅の購入の際には、無理のない返済ができるようしっかりと計画を立てておくのが安心です。

手抜きが目立つ理由と対処法

手抜きが目立つ理由と対処法 完成済みの新築一戸建ては注文住宅より安くて、自身が希望しているエリアで購入、住むことができる可能性などメリットも多くありますが、デメリットとして手抜きのような事が目立つ場合もあります。
例えば、クローゼットの中のパイプが衣類を3枚ほどかけただけなのに落ちてきたという事や、フローリングの隙間がある、柄や濃さが違うなど、作業全般において起こりえます。
理由としては、ローコストで建築しており、作業員も色々な業者が複数入りしているため、作業員の中にも技術力にやや欠ける人もいる場合もあります。また、材料についても完成済みの新築一戸建ては限られた予算の中から調達などされているため、注文住宅などと違い、素材のレベルは低いのも現状です。
こうした手抜きは、住んでからしばらくすると目立つようになり、全ての新築一戸建てであるわけではないですが、比較的何らかの問題は発生しやすく、その対処法としては販売元メーカーの補償内容を確認して修理やメンテナンス、確認をしてもらう事にあります。
自身で直してしまう前に、1度問い合わせをする事がお勧めです。修理等を自身でしてしまった後では保証はされない可能性が出てきます。また、住宅保証内容には含まれていない箇所もあるため、これについては購入前にどこまでの範囲が補償範囲内かも把握しておくのがスムーズですが、事後であっても問い合わせはしましょう。