更地で販売される物件のメリット

更地で販売される物件のメリット

新築一戸建ての中でも更地で販売されているものを購入する場合には、家を建てる際の自由度が高いことが大きなメリットです。
土地の造成に手間がかかったり資金計画が複雑になる恐れがあるといった不安もありますが、せっかく家をつくるのですから自由度の高い土地の方が希望を叶えることができます。良い土地を見つけたら、先に土地だけを契約してじっくりと家づくりのプランを練るのもお勧めです。計画がある程度の形になってきたら、具体的に動くために工務店やハウスメーカーを決めることも可能です。また、地盤面の高さや引き込む水道管の口径も自由に設計できますし、新築一戸建てを手に入れる時にこだわる人の多い庭造りでも様々なプランを取り入れることができます。家を建てる時には誰でも色々な夢を持っていますが、その夢を形にできるのがこのタイプですし、手間をかけた分だけ理想に近づきます。住みたい地域に更地が見つかったら、まだプランが固まっていなくても先に押さえておくのが良い方法です。

新築一戸建ての基礎工事について

新築一戸建ての基礎工事は、その土地の地盤特性によって施工方法が異なります。
地盤調査の結果、一定の強度が認定されれば、工事の建材を地盤に直接乗せる方法が採用されます。この施工方法の名称は“直接基礎”です。海や川の近くの土地で地盤が軟弱だった場合は、地中の奥深くにある固い洪積層まで杭を打ちます。この施工方法の名称は“杭基礎”です。杭基礎でも強度を保てない場合は、大量のコンクリートを流し込んで地盤を固める改良工事が行われることもあります。このように地盤の固さによって施工方法やコストが変わるため、地盤調査を依頼する過程ではできるだけ調査精度の高い業者を選定するようにしましょう。また日本で新築一戸建てを持つとなると、大地震のリスクは切っても切れません。そこで基礎工事の際に積層ゴムなどの免震装置を入れて、地震の揺れを吸収する構造が多く取り入れられています。揺れに耐えるだけでなく、住宅そのものに揺れを伝えにくくする工事が主流になっているのです。